ぐーほんの日常

音楽と読書、時々旅のこと。

人の幸福より...

こんにちは、ぐーほんです。

突然ですが皆さんは自分の幸福を感じていますか?

 「人のために」と自分の幸福を犠牲にしていませんか?

 

個人的に思うのですが、

人の幸福のために動きたいなら、まず自分が幸福にならなければならない

のではないでしょうか?

 

私が所属していた吹奏楽部でのことです。

ある人(以下Aさん)は諸事情により鬱病になってしまいました。しかし、Aさんは「私が抜けたらみんなに迷惑をかける」と思い病院にも行かずずっと我慢していました。

 

結果どうなったか。

 

まず、Aさんは引退するまで幸福にはなりませんでした。当然です。鬱病の影響で練習に集中もできず、ただただその場にいることが苦痛でしたから。

 

更にそれだけではありません。Aさんの辛そうな様子をみた周りの人も自然と声を掛けなくなりました。Aさんとその周りには気まずい雰囲気が流れるようになったのです。中には練習に集中できていないAさんともめてしまう人もいました。

 

Aさんは最初「みんなのために」我慢していたはずです。

ですがどうでしょう。誰が幸福になりましたか?

 

話は変わりますが、実は最近Aさんと会いました。

 

今は何をしているのか、と聞くと

「僕は今日本中を旅してるんだ。自分が今まで見たことのない世界が見れてとても楽しいよ。」

とニコニコと楽しそうに語っていました。私と同じ趣味ということもあってとても会話が弾みました。

 

さて、今自分の幸福を犠牲にしている方。

果たしてあなたが払っている犠牲は相手の幸福になっていますか?

 

自分が感じていることは相手にも雰囲気で伝わることもあります。

 

まずは自分自身が幸福になること。それが大事なのではないでしょうか?

 

普通の生活を送ること、趣味を楽しむこと、金持ちになること等々、幸福は人によって異なります。人によってどれだけのハードルがあるかも違うはずです。

 

ですが、そのような自分の幸福を犠牲にしても誰も幸福にはならないのではないでしょうか?

 

まず「人のために」より「自分のために」行動してみましょう。案外楽になるかもしれませんよ。

 

...でも公序良俗に反する行為や犯罪行為は止めましょう。それはどちらも幸福にはなりません。